プロペシアの量
2018/02/01
プロペシアを服用する量は1日に1錠と定められており、0.2mgでも1mgでもその点に関しては一緒です。
1日のフィナステリドの上限は1mgと定められており、決められた分量以上の摂取は避けなければなりません。
正しい量を守ってプロペシアを服用することにより、フィナステリドが体内へと行き渡ってDHTの産生を抑え、抜け毛の進行を抑制してAGAの対策に繋がります。
服用を始めた当初でも3年目4年目と進んだ男性でも、プロペシアの処方量はずっと同じで、1日に1錠を守って服用することで大きな効果が得られるのです。
とは言え、プロペシアによるAGA対策が初めての男性や、抜け毛や薄毛の症状が著しく進行していないという人は、1mgではなく0.2mgのプロペシアから服用を始めるのが適しております。
厚生労働省やFDAからも認可されている有効性の高い内服薬ですし、用法と用量を守っていれば0.2mgのプロペシアでも十分な効果が得られるはずです。
飲むタイミングに関しては個人の自由で、朝でも夜でも構いませんが、フィナステリドの血中濃度を一定にするためにも、毎日24時間周期で服用しましょう。
「朝の10時に飲む」「夜の11時に服用する」と自分の中でルールを決め、毎日同じ時間帯に飲んでいればより抜け毛や薄毛の改善に繋がります。
量だけではなく飲み方にも多少の注意事項があるので、プロペシアでAGA対策を始める前に確認しておいてください。
さて、「1日の上限は1mgみたいだけど、2mgのプロペシアを服用すれば大きな発毛効果を得られるのではないか?」と考えている男性はいらっしゃいます。
確かに、量を増やせばそれだけ比例した効果を得られるのではないかと考えるのは至って普通です。
しかし、プロペシアは長期間に渡って継続して飲み続けることで一定の効果が得られる内服薬で、1日の量を増やしても効果が倍増するわけではありません。
それどころか、量を勝手に増やすと副作用で悩まされるリスクが増しますし、逆に量が少なければフィナステリドの効果を感じられず、抜け毛の改善に繋がらないのです。
数々の臨床試験の結果、1日に1mgまでのフィナステリドの摂取が有効だというデータが出ているので、用法と用量を守って薄毛対策を続けなければならないのはお分かり頂けるのではないでしょうか。
プロペシアに限らず、ジェネリック医薬品のフィンペシアやフィナロも同じように量が定められており、1日に1錠の錠剤を服用する形となります。
睡眠薬といった他の内服薬と同じように、安全に高い効果を得るためにも、あらかじめ決められた用量をきちんと守ってください。